飯田剛弘さんの著書「やることを8割減らすダンドリ術」は、限られた時間で成果を出すための効率的な仕事術を紹介する本です。
著者の飯田さんは、外資系企業で働いた経験から、「頑張る」ことだけが成果に繋がるわけではないことに気づき、仕事の8割を減らすことで成果を上げられるようになったといいます。
本書では、著者自身の経験に基づいた、8割減らすための具体的な方法が紹介されています。
【広告】やることを8割減らすダンドリ術
やることを8割減らす主な方法
主な内容は以下の通りです。
思い込みを捨てる
・完璧主義を捨てる
・周りと比較しない
・すべてを自分でやらなくてもよい
段取りを工夫する
・相手が納得するなら自己評価が20点でもちょうどいい
・パーキンソンの法則を意識する
・完璧な返信メールよりも迅速な返信を心がける
行動を起こす
・まずはやってみる
・約束をする
・夢や目標を口に出して宣言する
集中力を高める
・頭を使う仕事は午前中に、リフレッシュは午後に
・WBSを使ってタスクを分解・見える化する
・目を閉じて深呼吸をする
本書は、時間管理やタスク管理に関する基本的な知識に加え、集中力の向上のための方法なども紹介されています。
完璧主義や周りの目を気にしすぎて、本来やるべきことに集中できないという問題や、小さな一歩を踏み出すことの大切さについて説かれています。
本書は、時間の使い方に悩んでいる人や、もっと効率的に仕事をしたい人におすすめの一冊です。
本書の3つのポイント
以下、本書の3つのポイントをまとめました。
1. 完璧主義を捨て、70点の完成度を目指す
本書では、完璧主義が仕事の効率を下げる原因の一つであると指摘されています。
完璧主義の人は、すべての仕事を完璧にこなそうとします。しかし、すべての仕事を完璧にこなすことは現実的に不可能です。
そこで、本書では70点の完成度を目指すことを提案しています。
70点の完成度であれば、比較的短時間で達成することができます。そして、70点の完成度でも、十分な評価を得られることが多いものです。
2. 思い切って仕事を減らす
本書では、本当に必要な仕事に集中するために、思い切って仕事を減らすことを提案していす。
多くの場合、人は必要以上に多くの仕事を抱えています。しかし、すべての仕事が本当に必要なわけではありません。
そこで、本書では定期的に自分の仕事を見直し、必要のない仕事は思い切って捨てることを推奨しています。
3. 行動を起こす
本書では、行動を起こすことの大切さを強調しています。
どんなに良いアイデアを持っていても、行動しなければ何も変わりません。
そこで、本書では小さな一歩を踏み出すことを勇気づけています。
小さな一歩を踏み出すことで、自信がつき、さらに大きな行動を起こせるようになります。
まとめ
本書は、時間の使い方や仕事の進め方について、多くの示唆を与えてくれる一冊です。
時間管理やタスク管理に悩んでいる人は、ぜひ本書を読んでみてください。
【広告】やることを8割減らすダンドリ術