【書評】失敗しない読書術

書評

「失敗しない読書術」を読んで、質の高い読書はキーワード設定で決まるということを学びました。本書は、新聞や雑誌などから必要な情報を切り抜くクリッピング業務に従事し、17年間文章のプロとして活躍してきた、名もなき読書家さんの著書です。

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キーワード設定とは

キーワード設定とは、読む前に本の内容をざっくり把握し、その中から自分が知りたいことや興味のあることをキーワードにすることです。

今までの読書が記憶に定着しなかった理由は、漠然と読んでいたからだと著者は言います。キーワードを設定しておくと、そのキーワードが目に飛び込んできて、記憶に定着しやすくなります。

本を読むとき

本を読むときは、小説とビジネス書で目的が異なることを理解しておくことが大切です。小説は文章を追うことが目的であるのに対し、ビジネス書は知識を得ることが目的です。

ビジネス書を読むときは、集中するためにスマホを見えるところに置かない、BGMは歌詞がない曲にするなどの対策をするとよいでしょう。また、検索エンジンのキーワード機能を使って他人のキーワードを収集し、自分のキーワードを洗い出すことも有効です。

ビジネス書の中には、読み飛ばしてもいい部分があります。すでに知っている情報や、著者の自慢話、会社や商品の宣伝などは、読み飛ばしてもよいでしょう。

キーワード設定をするときは、緊急ではない重要事項も含めて考えることが大切です。緊急ではない重要事項こそ、今後の人生を左右する可能性を秘めています。

小説を読むときは、登場人物が多いときは相関図を検索すると便利です。

最後に、読書記録を残すことも大切です。Instagramを使って、読んだ本の感想や学んだことをまとめるとよいでしょう。

感想

本書で特に印象に残ったのは、キーワード設定の重要性です。今までは漠然と読書をしていましたので、記憶に定着していなかったことがよくわかりました。これからは、キーワード設定を意識して読書をしたいと思います。

また、ビジネス書を読むときは、読み飛ばしてもいい部分があることも参考になりました。時間がないときでも、効率的に読書を進めることができます。

読書記録を残すことも、読書を効果的にするための良い方法だと思います。自分の学びを振り返ったり、他の人と共有したりすることで、読書のモチベーションを維持することができます。

この本をきっかけに、読書をもっと楽しみたいと思います。

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